(食べられる前頭葉さんによるイラストACからのイラスト)
シーモンキーって知ってますか?
水槽に海水の元と卵を入ると、数日で生物が生まれるという不思議なキットでした。
自分の時代はツクダオリジナルというメーカーから発売されていました。
ツクダオリジナルは、昭和キッズ達の心を掴むアイテムを沢山発売していました。スライムとか、ルービック・キューブとか。確かポンキッキの時間帯によくCMしてたような。
ヤング世代はわからないでしょうが、ポンキッキというのはスチャダラのBOSEさんとか、このまえ捕まった人とかが出てた子供番組です。あとUQモバイルのCMに出てる獣二匹。
当時のCMがありました。
CMにあるエビみたいな生き物です。この小さな生物がピコピコ動くのを、少年だった自分は飽きるまで凝視していました。半ズボンで。激ハマりです。
ちなみにシーモンキーはプランクトンの一種で、本来はアルテミアという名前なんだそうです。またブラインシュリンプという名前で観賞魚の生き餌にも使われています。
今回とあるお土産屋さんで見つけたので、育ててみることにしました。
この写真はまさしくシーモンキー、楽しみです。
動画も撮ってみましたのでどうぞ。
アルテミアについて
アルテミアは塩湖に住むプランクトンの一種です。環境が悪いと、乾燥状態でも数年間耐える耐久卵を生むのが特徴です。その卵は海水につけると1日くらいて孵化するので、ペットや観賞魚の餌(ブラインシュリンプ)として使われています。
大きさは約1~1.5センチ
寿命は約3ヶ月
うまく育てると子供も生まれるそうです。
生態について詳しくはこちら↓
自分の子供時代はシーモンキーとしておもちゃ屋さんで売られていました。
粉を水に溶かすと生物が生まれる、このインスタントさにやられちゃってました。なぜあんなに好きだったんだろう?
「ふしぎ~ふしぎ~」という顔でずっと見てました。半ズボン時代の自分は。
アルテミアの育て方
アルテミアの育て方は非常に簡単です。
水道水をカルキ抜きして、海水のもとを入れます。
海水の素をしっかり混ぜたら、卵投入です。
あんまり寒いと生まれないみたいです。
以上でセッティング完了。写真の容器は100均で買ったアクリルの瓶です。
2~3日してアルテミアが誕生しました。
写真では厳しいですが、実際にはピコピコ健気に動いてます。感動。
アルテミアの癒やし動画
アルテミアが生まれてから数日経ちました。
大きいものは5ミリほどになりました。
だいぶ肉眼でもわかるようになりました。瓶の中の小さな世界で、アルテミアの世界が繰り広げられているのに感動です。
彼らにとってはここが世界の総て。それを眺める巨大なおっさん。
スタートは同じでも、大きいのや小さいのがいる。個性であり、社会だな、と思いました。
ライトをあてて、動画にしてみました。
どうでしょうか?
幻想的でキレイな情景だと思うのですが。
最近は、寝る前にボーッと5分くらい観ていることがあります。
滅私、忘我の状態、なんの思慮分別も排除した純粋経験状態なのかもしれません。ヨダレ出ちゃってるかも。
ぼんやり眺めるだけで、すごく癒やされます。
マインドフルネス?
まとめ
少年の夢、シーモンキーことアルテミアは簡単に育てられて、眺めてると癒やされます。
たった500円くらいで3ヶ月ほど癒やされるなら、ずいぶんお得な気がします。
ペットとして、熱帯魚や、ハムスターを飼うよりかなりハードルは低いです。
自分はお土産屋さんで買いましたが、ホームセンターのペットコーナーとか、雑貨屋さんに売ってると思います。
ちょっと人生に潤いが欲しい、夜寝る前にホッコリ癒やされたい。そんな気分のときにはアルテミア、飼ってみてはどうでしょうか?
シーモンキーは復刻しているようです。