Makuakeのクラウドファンディングって、たまに自分の琴線をかき鳴らしてくる時があります。今回もMinibookに続き、キングジムの電子ノート「フリーノ」が届いたのでご紹介します。
正直、これ、もう紙のノートいらないです。
(こうまるさんによる写真ACからの写真)
2020/07/19追記。フリーノの一般販売が決定しました。
フリーノ、7月31日一般発売決定しました。
公式サイトはこちら↓↓
目次
デジタルノート「フリーノ」とは?
kindle などで使われている視認性の高い電子ペーパーを使った、手書きのデジタルノートです。予定やメモ、タスクなど、ガンガンページを増やして書いていくことができます。
筆圧ペンなので、落書きもできます。
本体メモリだけで約87,000ページ分記録可能。紙のノートに換算すると約85キロ分をこれ一つで持ち歩けます。作成したノートは、PCに送ることもできます。
デジタルとアナログのいいとこ取りアイテムです。
デジタルノート「フリーノ」開封
フリーノ本体、専用カバー、メッセージと液晶保護フィルム。フィルムはありがたいですね。
本体パッケージ裏
電子ペーパーなので、この画面は最初から表示されています。
本体同梱物、Type-C充電通信ケーブル、替え芯、替え芯を抜くピンセットなど。
本体上部に電源ボタンとバックライトボタン
microSDのスロットと、USBType-Cの穴です。
以上です。
フリーノ、良かった点
ということで、届いた日から使い倒してますが、手書きで書くことがこんなに楽しいとは思いませんでした。以下フリーノのよかった点です。
ライトがなくても視認性はバッチリ
フリーノはバックライト搭載ですが、電子ペーパーの視認性はよく、明るいところでならライトがなくてもくっきり見えます。
軽い。
とにかく軽いので手が疲れません。本体は240g、カバーをつけていても、重い感じはないです。
筆圧もなかなかいい。
ワコム製のデジタイザとデジタルペンで4,096段階の筆圧がしっかりと再現されるので、イラストの下絵とか、漫画のネームなんかにも使えると思います。1,440×1,080dotの画面ですので、そこそこの絵がかけます。
書いたノートはPNGかPDFにして、Wi-Fiでdoropboxに転送可能です。
指でもクリック,スワイプ可能
文字を書くのはタッチペンですが、メニューやページを切り替えたりは、指でもできます。なので左手で鉛筆や消しゴムの太さを切り替えて右手で書くという、両手を使って使うことができます。
あと指で左右にスワイプするとページを送ったり戻したりできます。
フリーノ使用動画
フリーノの動画撮ってみました。一番気になる、動作スピード、レスポンスがわかるかと思います。
メニュー画面の移動はちょっと間が空きますが、書いてるときに遅れるといったことはありません。
個人的に今後欲しいもの。
●カレンダーに自動で祝日を入れてほしい。技術的に難しいとのことですが、google と連携できたら最高。
●落書きをするので左右反転機能があるといいです。
●あとフォーマットの罫線やタスク、消しゴムを使うと罫線まで消えてしまうので、それは消えないようにしてほしい。リロードすれば戻りはしますけど。
まとめ
デジタルノート「フリーノ」いいですね。
手書きで書くと思考の迷いみたいなものもすべて記入でき、文字の強弱、落書きなど、キーボードで打ち込んだものとは違い、書いたものがより記憶に残る気がします。
フリーノは手書きのメモを快適に行うために、最適にチューニングされていると感じました。
職人というか、製作者の強いこだわりを感じます。いいガジェットだと思います。