ゲーム

DEATH STRANDING (デスストランディング)感想

徹夜でゲームする人
11/8に発売された小島秀夫監督の新作ゲーム『デスストランディング』さっそく自分もはじめました。

ずーっとやってます。

荒廃したアメリカが舞台、主人公サム・“ポーター”・ブリッジズは荷物を運ぶ配達人。各地で荷物を運び、分断された世界を繋いでいく。

山あり谷ありの広大なオープンワールドで荷物を運ぶのがメインのゲームです。配送先までの行程や装備を考えたり、道中妨害してくるBTやミュールをかわしたり、戦ったり。

広大な世界を一人でテクテク歩いて、辿ってきた道を振り返り、

「だいぶ歩いたな……」

というのがグッと来る人にはたまらないゲームだと思います。
まだ序盤ですが、自分が面白いと思ったところを紹介したいと思います。

デスストランディング、荷物を運び、世界を繋げる。

アタッシュケースkazu1145さんによる写真ACからの写真) 

デスストランディングは主人公サムが様々な荷物を運び、行った先でネットワークを繋げて、分断された世界を復活させるゲームです。

依頼された荷物を背負ったり体に装着したりして、最初はとにかく歩いて目的地まで向かいます。(途中でバイクとかの乗り物も出てきます)

持てる荷物の重さには限度があります。メインで運ぶ荷物とは別に、自分が道中で使うアイテム(ハシゴやロープなど)も荷物に含まれます。

運ぶ荷物と、自分が使うアイテムの重さを考えて装備します。

荷物を大量に持つと動きが鈍くなり、ちょっとしたことでバランスを失って転んだりします。坂道を下るときに止まらなくなることもあります。そのときは必死で踏ん張ります。

転ぶと自分だけじゃなく荷物もダメージを受けることがあります。荷物の損傷が激しいと、配達したあとの評価が下がります。

誰もいない道端で転んで荷物をぶちまけてしまうと、なんだか悲しいです。一人黙々と拾って、もう一度背負い直します。

道中は自然の障害(山や谷、川など)と、時雨(タイムフォール)という、荷物が劣化してしまう雨が降ることもあります。またBTという幽霊のような存在が現れたり、荷物を襲うミュールという野盗が襲ってくることもあります。

そういう厳しいが美しい世界で、サムは荷物を運びます。

この、『一人で黙々と荷物を運ぶ』というのが、このゲームの醍醐味だと思います。

自分が決めたルートを、自分が決めた装備で進む。敵がいたら戦うのか迂回するのか、そういう道中のアクシデントも全部自分の責任で解決する。

なので目的地に着いたときの『やっと着いた~』感はすごいです。このあたりが楽しめる人は多分このゲームにドップリハマってしまうと思います。BTに捕まった時みたいに、ドップリと。

 

複雑だけど、難しく考えなくてもなんとかなる。

ここまで書くと難しいゲームなのかと思いますが、あまり気にしなくてもなんとかなります。

最初、操作方法やこの世界の仕組みがさっぱり解らなくても、覚えながらプレイする感じで全然OKです。

野盗のミュールも1対1なら案外弱いので、逃げ切るか、頑張れば倒せます。止まっている時しか見えないBTも肩に付いてるオドラデクというセンサーをよく見て、センサーの向きとは逆に移動すればなんとかなる。

難易度ノーマルでやってますが、広大で美しい世界を満喫するには絶妙な難易度だと思います。

 

一人だけど一人じゃない。

サムが一人で行動するのは変わらないですが、各目的地でカイラルネットワークという回線を開くと、開いたエリアでゲームをプレイしている他のプレイヤーが残していったアイテムや、使ったハシゴやロープ、注意書きの看板などが表示されるようになります。

これらを使うと旅がぐんと楽になります。

さらに便利だったらTwitterみたいに『いいね』することができます。もちろん、自分が置いていったハシゴやアイテムも誰かが『いいね』してくれるときがあります。

この一人だけど一人じゃない感覚は、ぜひ味わってほしいと思います。

 

デスストランディング、世界観にハマる。

このゲーム、人が分断され崩壊しかかっているアメリカが舞台ですが、謎が多いです。

ただ、今の世の中の現状をテーマとして上手く取り込んでいるように思います。

ネット通販やウーバーイーツなどの配送の重要性。

SNSと『いいね』

現代における人の繋がり方

等々、SFな世界観なのですが、今の時代の様々なテーマが重層的に折り重なって入っています。濃いです。骨太です。

個人と、他者と、社会、そして繋がりについて、問題提起しているように感じます。

 

まとめ

デスストランディングは今までにないジャンルのゲームです。
オープンワールドのゲームで、シューティングもステルスも飽きた、という人にぜひ勧めたいです。

このゲームは『荷物を運び、移動すること』がメインです。

それは人類の歴史、成り立ちでもある、といったテーマも深く盛り込まれています。

まだ序盤ですが、今の所飽きる要素が見当たらないです。

『一人で、黙々と誰かのために物を運ぶ。』

↑この孤独な感覚にグッと来る人は買って損はないと思います。
とりあえず個人的なBGMはBIG LIFEの『CRY』で。映画ストⅡの。

でも旅を続けると決して孤独じゃない。カイラル通信をつなげば、別世界のサムの痕跡があり、直接は会えないけれど仲間を感じることができます。

結論としては、PS4持ってるなら買うべきです。あなたも配達依存症に。ぜひ。

↓こっちのトレイラーで自分の言いたい感じがわかってもらえると思います。


-ゲーム

© 2024 Dnd:reboot Powered by AFFINGER5